アクション
悩む時間を行動する時間に当てるべし。
当然の原則なのだが、中々これが難しい。
行動する理由がなかったり、行動するのに気が重くなる理由があったりすると、そもそも行動に起こす事がままならない。
そこに考えグセや悩みグセがあると一向に行動を起こせず終わってしまう。
「行動」はその時間を刈り取ることであるから、その時にしか出来ないこともある。
株式投資をしていて、先延ばしにしたほうが安値で買えましたなんてことは多々あるわけだが、あくまで人生時間は有限であり、経験を買うという視点から考えたら先延ばしにする理由は限りなく少ない。
それに、経験を積み重ねる内に、行動の分岐が増えるという事実もある。
行動する前に「あーだったらどうしよう」等と自己シミュレートするのが慎重派ではあろうが、そのシミュレートの可能性というものは、行動を起こさないと分岐点が増えないのである。
行動を躊躇させる理由が「傷つくかもしれない」ということであれば、自分が恐れているもの、自分のプライドというものを正しく理解する必要がある。
対人関係はあくまでも横のバランス、個を没して周りに溶け込むような感覚でなければ円滑に進まない。自己意識が強すぎれば縦のバランスに傾いてしまい、結果として豊かな経験を得るチャンスを失ってしまう。