みな努力している、と思う
どんなに不器用な人でも、どんなに要領の悪い人でも、賢明に一つのことを磨き続けて努力し続けたらどうなるだろうか?
要領が良くて、器用な、でも性格の悪い人より慕われるし、より高度なスキルを習得しうると思う。
何年も同じ業務をこなしていればその分野のプロフェッショナルになる。
当然、途中から入った人では細かい点まで覚えるのには時間がかかる。
あなたに一番適したシゴト、あるいはスキルはなんだろうか?
色々なことに手を出して挑戦してみるべきである。
その時間を作るためには少し周りに迷惑をかけてもいいと思う。
たまたまある程度努めて人より上達したからといって、本当にやりたくもないことをただ「ある程度できる」というだけで延々と続けるなど、考えたくないだろう。
人間は一つの分野で誰もが叶わないほどに熟達する可能性を与えられている。
どういった分野でどういった内容のシゴトになるかはわからないし、その人にしかできないシゴトがあるはずだ。
そういったものを発掘し自分の手にする喜びを噛みしめる幸せのためにも、とにかく少しでもきになったコトには手を出す時間を作ってやり、頭を下げ経験値を稼いでみることだ。
その分野の人の熟達した技を観察してみるのもよい。
それが身につくまでに多くの時間を費やしていることと思う。
そういったものを見て覚えられる(覚える意欲が沸く環境に身をおく)ということは貴重な時間であり、貴重な機会である。